自己紹介2023-11-02T12:17:19+09:00

私の履歴書/講師紹介

赤木香苗

東京都出身。ヨーガセラピスト
ヨーガ指導者養成講師、海外ヨガ講師通訳・翻訳者。

ホリスティックに(人間を全体感で捉える考え方)心と身体と生活に向き合った指導、セラピーを目指す。都内スタジオで活動後、出産を機に、自主開催クラスを中心に展開。野口整体などの整体の知識を深めながら、瞑想やインクワイアリー、NLPなどの心理療法に対する学びも深めている。

またクラニオセイクラル・バイオダイナミクスというボディーワークと運命的な出会いをし、脳脊髄液の流れ、潜在力、治癒力にアクセスしながら「心のわだかまり」も解消していくこのボディーワークの可能性を感じ、自宅にてセッションを提供している。

2022年6月に埼玉県日高市に移住し、23年6月に自宅スタジオをオープン。

全米ヨガアライアンスRYT200
インド政府公認ヨーガインストラクター
その他Yoga therapy Training 500時間を含む1200時間以上のトレーニング経験、600時間以上の通訳経験を持つ。
雑誌「yogini」を出版するスタジオ「ロータスエイト」にて指導者養成講座のメインティーチャーも務めた。

私の履歴書/講師紹介

赤木香苗

東京都出身。ヨーガセラピスト
ヨーガ指導者養成講師、海外ヨガ講師通訳・翻訳者。

ホリスティックに(人間を全体感で捉える考え方)心と身体と生活に向き合った指導、セラピーを目指す。都内スタジオで活動後、出産を機に、現在は、武蔵小金井にて自主開催クラスを中心に展開。野口整体など整体の知識を深めながら、瞑想やインクワイアリー、そのほかの心理療法に対する学びも深めている。

全米ヨガアライアンスRYT200
インド政府公認ヨーガインストラクター
Yoga therapy Training 500時間を含む1200時間以上のトレーニング経験、600時間以上の通訳経験を持つ。
雑誌「yogini」を出版するスタジオ「ロータスエイト」にて指導者養成講座のメインティーチャーも務めた。

ヨーガとの
出会い…

私は、20代前半からNYやインドを巡り、ヨーガの探求を続けてきました。そして辿り着いたのは、それぞれ違う心と身体を持った、この世にたった一人の「わたし」が、「わたし」らしく輝くためのヨーガでした。そのヨーガを届けることで、一人一人が自分らしく生きていく手助けをしたい。そう願い、活動をしています。

大学卒業後は、ジャーナリストとして働いていました。けれど、自分なりに取材して出した企画が全く認められず、そのうち自分を押し殺すように無理を重ねていくうちに、心も身体も衰弱。遂にはパニック障害を起こして仕事を休職しました。そこで初めて、ヨーガと出会います。ヨーガと、学生時代から続けていたダンスでリハビリをするうちに体調は回復しましたが、復帰しようと思った矢先にフラッシュバックを起こし、仕事に戻ることはできませんでした。

目標や仕事を失い、途方に暮れました。そして辛い現実から逃げ出したいという思いでNYへ渡ります。ダンス留学という名目でしたが、ヨーガの資格も取ろうと、NYの主なスタジオすべて、10ヵ所ほどを回りました。そこで、ダーマ・ミットラ氏と出会い、衝撃的な体験をします。ヨーガを通じて自分が自分と出会い、自分を慈しむ。初めてのクラスで泣き崩れました。一体何が起きたのか、その時はわかりませんでした。でもその時、「私は生涯、ヨーガと共に歩んでいく」と強く感じたのです。

帰国し、ヨーガ講師として活動を開始。担当するクラスも順調に増えました。また講師の傍ら、来日する外国人講師の通訳も務めていました。ある時、インド人講師の通訳をしていると、縦横無尽に拡がる講師の話に、全く付いていかれなくなったのです。そして先生からこう言われました。「あなたは、西洋でしかヨーガを習っていないのでは?」。ヨーガには、ポーズ(asana)、呼吸、哲学(sutra)など、様々な要素があります。それらは本来、混然一体となってヨーガを形づくるのですが、西洋的な「ヨガ」では、それらが別々に取り扱われます。実際、当時の私のヨーガは、身体を呼吸や心から切り離して、無理にコントロールするようなものでした。しかし、その講師の言葉を機に、「自分のヨーガには何かが欠けている」、と感じるようになったのです。

その頃、私生活で心に深い傷を負う出来事が起こりました。すると、当時の身体中心のヨーガができなくなったのです。マットに立っても、身体が動かない。そんな状態で、すべてのクラスをやめることになりました。そこで、ヨーガ・セラピーと出会います。それまでの私のヨーガとは全く違うものでした。マントラ(真言)を唱えたり、シンプルなポーズを繰り返しゆっくり行ったり。身体だけでなく、心にも働きかけていく。そこで、かつてのインド人講師の言葉が蘇ります。自分のヨーガに欠けているもの。それを探そうと、2011年、インドへ旅立ちました。

インドでは、3年をかけて、南はケララから、チェンナイ、北はリシケシュ、ダラムサラまで、様々な先生を訪ね歩き、教えを受けながら旅を続けました。そして辿り着いたのが、クリシュナマチャリア師の教えに基づいた、ヨーガ・セラピーでした。自分をヨーガに合わせるのではなく、ヨーガを自分に合わせて実践する。その実践により、様々な身体的・精神的な病を持った人の症状が改善したり、病を持ったままでも楽に生きられるようになっていく姿を目の当たりにして、ヨーガは、一人一人が自分らしく生きていくためのものだと理解したのです。そして、同師の教えを継ぐトレーニング500時間を修了し、日本に持ち帰ることを決意しました。

帰国後、まずは、難病を患う母親にセラピーを施しました。病気になると、患者は医師に言われるがままとなり、自分の身体の主導権が持てなくなってしまう。彼女も、自分の身体に対して受け身的に、人生にも消極的になっていました。ところが、ヨーガを通じて、自分のアクションで身体が変化することを感じられると、自分にも何かできるという自信が生まれてきました。エネルギーが流れはじめ、表情も明るくなっていきました。身体の主導権が自分に戻ってくる。それが、とてもパワフルだと感じました。

こうして、私はヨーガの旅を続けてきました。この旅の中で、私自身が、大きな挫折やトラウマを経験しながらも、ヨーガを通して「わたし」を知り、受け入れ、慈しむことができるようになってきました。「わたし」と繋がることができるようになってきました。この、まだあまり知られていない、ヨーガの本質的な教えや実践。それを届けていきたいと思っています。I am Who I am。たった一人の「わたし」と出会う。わたしが「わたし」を生きる。そのことで、多くの人の幸せに繋がることができたら。そう願い、活動をしています。 

指導者資格・認定

  • 2006年 NY Dhrama Yoga centerにて200h RYT
  • 2006年 アヌサラヨガ35時間イマージョン修了
  • 2007年 キッズヨガティーチャートレーニング20h修了
  • 2007年 シニアヨガティーチャートレーニング修了
  • 2008年 インド中央政府公認ヨーガ指導者として認定(ヨーガニケタン)
  • 2009年 teateセラピー基礎講座終了
  • 2010年 レイキ level1, 2修了
  • 2012年 Svastha Yoga 200h RYT 修了(Chennai, India ※クリシュナマチャリア師晩年に直接教えを受けていたA.G.Mohan師主催のトレーニング)
  • 2012年 Heart of Yoga training 修了(India, KYMにて)
  • 2013年 Thai Massage basic course修了(India)
  • 2013年 Balinese massage basic course修了(Bali)
  • 2014年 Post Graduate Diploma in Yoga therapy 修了(certified by Yoga Vaidya Sala)
  • 2016年 Prenatal Yoga teacher training終了(アンダーザライトスタジオにて)

通訳実績

初めての通訳は、2007年、jivamukti yogaの創立者である、シャロン・ギャノンとデイビッド・ライフを初めて日本に招待したワークショップの企画を主催したとき。
その後、Sakura Yogaに入り、通訳活動を本格的にスタート。現在はフリーとして、活動中。

主な通訳としては、

  • Yoga Artsの200hr/500hr TT
  • Yoga Worksの200hr TT
  • jason Crandellの200hr TT
  • シンディー・リーのOM Yoga 200hr TT
  • リサ・ウォルフォードのinjury management TT
  • デイビッド・スウェンソンのアシュタンガTT
  • サラ・パワーズの陰ヨガTT
  • ポール・グレリイの陰ヨガTT
  • ジョー・フィーの陰ヨガTT

などがある。

そのほかワークショップは、ダーマ・ミットラ—や、キノ・マクレガーなど多数。

招聘講座

2021年3月 株式会社ケイスリーにて、オンライン5days朝の瞑想ヨーガクラス
2015年 5月 軽井沢で開催されたイベント「True Nature」にてクラスを担当
2015年 8月 Duskにてクラスを担当
2016年3月~12月 lotus8にて、「初めてのヨーガセラピー」連続ワークショップ開催
2016年5月~2017年4月 JHCAにて、連続4日間のコンディショニングに生かすヨーガ講座を開催
2016年10月 岡山にて、4つのワークショップを開催
2016年10月 第2回somatic festaにて「女性のためのヨーガセラピー」クラスを担当
2016年9月 ヨガまるにて「初めての瞑想」ワークショップ開催
2016年7月 都内某私立女子中学校にて、学生向けの「英語でヨガ」のワークショップと先生向けのヨガクラスを開催
2016年5月 映画「永遠のヨギー」トークショー出演
2016年4月 P主催「クリエイターのためのヨガと瞑想」ワークショップ開催
2016年3月 P主催「クリエイターのためのヨガと瞑想」ワークショップ開催
2016年3月 True Natureにて「呼吸で自分を癒す」ワークショップを開催
2016年1月 P主催「男だらけのヨガ」ワークショップ開催
2016年1月 JHCAにて「伝統ヨガの教えをコンディショニングに活かす」一日講座を担当
2015年10月 第一回somatic festaにて「初めてのヨーガセラピー」クラスを担当
2015年7月 JHCAにて、「アーサナの解剖」一日講座を担当
2015年5月 軽井沢で開催されたイベント「True Nature」にてクラスを担当
2015年3月 UTLにて「初めてのヨーガセラピー」WSを担当
2015年1月 JHCAにて「伝統ヨーガに基づく呼吸の生理学」一日講座を担当

監修・翻訳実績

ヨーガセラピストとして各種メディアでの監修や翻訳、海外から招かれた外国人ヨガ講師の通訳も担当しています。

監修
Yogini Vol.51 p20 これでOK!デイリー健康ヨガ ヨーガセラピー
Yogini Vol.50 p70 呼吸の深い基本 ヨガの呼吸がもたらす世界って?
Yogini Vol.47 p36 「待てる私」になるヨーガセラピー 呼吸とポーズをゆっくりと
翻訳
図解YOGAアナトミー実践編 ヴィンヤサフローと立位 (YOGA BOOKS)
WOMAN’S YOGA BOOK (ウーマンズヨガブック) – 女性のヨガライフ実践書 –
Yin Yoga(陰ヨガ)-サラ・パワーズと学ぶ4時間 [DVD]

二人の師

ティルマライ・クリシュナマチャリア師

(Tirumalai Krishnamacharya)
November 18, 1888 – February 28, 1989

ヨギー、ヒーラー、言語学者、ヴェーダ学者。「現代ヨーガの祖」と言われ、20世紀で最も影響力のあるヨーガ指導者の一人であり、ハタ・ヨーガを復興させた人物であると考えられている。6つのヴェーダ・ダルシャナ(インド哲学)の学位を持つ。Rama Mohana Brhmacari(ラーマ モーハナ ブランハチャリ)師から指導を受け、教えをチベットからインドに持ち帰っってからは、当時の南インドの王から絶大なる信頼を受け、インド中で講義を行いながら、心臓を止めるというようなことも含む、ヨーガのデモンストレーションを行い、ヨーガの教えをインド国内に広めた。

1888年にインドの村で生まれ、100歳まで生きた現代の偉大なるヨギーの一人。今日、ヨーガが世界中の多くの人々の日々の生活にとって欠かせないものとなっているのであれば、それは、20世紀の初めにパイオニアとしてヨーガを受け取ったクリシュナマチャリアの恩恵によるものが大きいだろう。古代の叡智を守り、失われた教えを受け取りながら、現代人に健康や明晰さ、精神的成長をもたらすようにヨーガを発展、応用させていった彼自身もまた、革新的な人であった。

クリシュナマチャリアのヨーガの知識は膨大であり、だからこそ、生徒一人一人に個別の練習を与えることができた。練習や指導方法を標準化することを拒み、目の前の生徒のレベルに合わせて、ヨーガを理解させていった。ヨーガとインド哲学という古の教えを現代社会が求めるようにするために、ヨーガを正確でパワフルなものでありながら、それと同時に実践的で、且つその人に適したものとなるように発展させた。
Fernando Pages Ruizは、ヨガジャーナルに掲載されたThe Legacy of Krishnamacharya,” (Yoga Journal, May/June 2001)という記事において、クリシュナマチャリアのヨーガに対する貢献についてこのようにまとめている。「彼の名前を聞いたこともない人もいるだろうが、ティルマライ・クリシュナマチャリアは、今あなたが練習しているヨーガに影響を与えた人であり、もしかしたらそのヨーガを作り出した人ともいえるかもしれない。パタビジョイスのダイナミックなシークエンスを練習している人も、BKSアイアンガーの洗練されたアライメントを練習している人も、インドラ・デヴィの伝統的なポーズを練習している人も、あるいはデシカチャーのオーダーメイド式のヴィンヤサを練習している人も、その練習はすべて同じ源、100年以上前に南インドの小さな村で生まれた158センチのブラフマンから派生してきているのだ」

Tirumalai Krishnamacharya – yogi, healer, linguist, Vedic scholar, expert in the Indian Schools of thought, researcher, author… in other words, a legend. Born in 1888 in a remote Indian village, T Krishnamacharya who lived to be over hundred years old was one of the greatest yogis of the modern era. If today, yoga is an inherent part of the everyday lives of millions of people across the world, it is due in large measure to the pioneering efforts of T Krishnamacharya who revived yoga in the early twentieth century. While preserving ancient wisdom and reviving lost teachings, Krishnamacharya was also a revolutionary innovator who developed and adapted yoga practices that would offer health, mental clarity and spiritual growth to any individual in the modern-day world.
Krishnamacharya’s knowledge of yoga was so vast that he taught each student differently. In refusing to standardize the practice and teaching methodology, Krishnamacharya created an understanding of yoga relevant for a broad spectrum of students. By integrating the ancient teachings of Yoga and Indian philosophy with modern-day requirements, Krishnamacharya created yoga practices that are as accurate and powerful as they are practical and relevant.

Fernando Pages Ruiz probably summed up Krishnamacharya’s immense contribution to yoga when he wrote in an article entitled, The Legacy of Krishnamacharya,” (Yoga Journal, May/June 2001) :”You may have never have heard of him, but Tirumalai Krishnamacharya influenced or perhaps even invented your yoga. Whether you practice the dynamic series of Pattabhi Jois, the refined alignments of BKS Iyengar, the classical postures of Indra Devi, or the customized vinyasa [of Desikachar], your practice stems from one source: a five-foot, two-inch Brahmin born more than one hundred years ago in a small south Indian Village”.

Dr. N. チャンドラセカラン

(Dr. N. Chandrasekaran)

世界的にも経験豊富なヨーガセラピスト。内科医、国際的なヨーガ指導者、トレーナー。
南インド・チェンナイにあるKrisnamacharya Yoga Mandiram (KYM)にて、ヨーガセラピー部門のディレクターを10年以上務めた後、2010年にYoga Vaidya Śālāを設立。これまで、多岐にわたる健康問題を抱えた生徒、1万人以上のコンサルテーションを行い、それぞれに適した個別の練習を提供してきた。
Dr. N.C.は、30年あまり内科医として勤務をしながら、1990年にヨーガの修士号を得る。1991年より、コンサルテーションを始め、2001年にはKYMにてヨーガセラピー部門のディレクターとなる。医者としての経験と、ヨーガの癒しの力に対する実経験から、西洋の現代医学システムと東洋の伝統的叡智を効率的に融合させ、様々な健康疾患をわずらう人々を導いてきた。また、数多くの国際的なティーチャー・トレーニングにて指導をするほか、ヨーガセラピーに特化したシニア・ティーチャー達の指導も行ってきている。

ヨーガセラピーの実践に関する著書は、この分野を熱心に学びシニア・ティーチャー達のスタンダードとなってきている。
http://www.yogavaidyasala.net/index.html

Dr N. Chandrasekaran is one of the world’s most experienced yoga therapists, a western medical doctor, international trainer and author. In 2010 he founded the Yoga Vaidya Śālā after more than a decade heading the Yoga Therapy Department at the Krisnamacharya Yoga Mandiram (KYM) in Chennai. In that role he conducted consultations with more than 10,000 students, with a wide range of health problems, prescribing individual practices for each.

Dr N. Chandrasekaran Dr N.C. has been a practising allopathic medical physician for almost thirty years and completed his Post Graduate Diploma in Yoga in 1990. From 1991 he acted as a consultant-teacher, and from 2001 held the position of Director of Therapy at the KYM. Dr NC’s experience in medicine and in the yogic healing process enables him to practice and to present an astonishingly effective blend of the western medical system with eastern traditional wisdom, helping people with a wide range of health problems.He has taught in numerous international teacher training and continuing education programs as well as training numerous senior yoga teachers in the specialised field of yoga therapy.

DR NC has authored a series of books on the practice of Yoga Therapy that are set to become a standard reference for serious practitioners in the area.

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